街中で「献血のご協力」「献血募集」などを見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。社会貢献の一環である献血ですが、血を抜かれることを不安視する人も少なくありません。献血を単なる社会貢献と認識しているかもしれませんがメリットもあります。また献血できる人には制限があるので、誰でもできるわけではありません。ここでは、献血可能な条件や献血のメリットについて解説します。献血に興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
1.献血は誰でもできる?
どれだけでも献血できるのではなく、「200ml」「400ml」と献血量は定まっております。また誰でもできるわけではなく、3つの基準に照らし合わせて献血可否を判断することになります。
・年齢
・体重
・年間献血回数
それぞれ説明しますね。
・年齢
男女ともに16~69歳という年齢制限があります。400mlの献血をする場合、男性は17~69歳であり、女性は18~69歳となります。
・体重
男性は45kg以上、女性は40kg以上と設定されています。400mlの献血をするのであれば、男女ともに50kg以上である必要があります。
・年間献血回数
男性は6回以内、女性は4回以内となります。400mlの献血時には、男性は3回以内、女性は2回以内でなければなりません。
2.献血のメリットとは
ここでは、献血の3つのメリットについて説明します。
・血液検査の結果を無料で閲覧可能
・ソフトドリンクが飲み放題
・粗品が貰えることもある
それぞれ説明しますね。
・血液検査の結果を無料で閲覧可能
献血時には血液検査を受けることになり、後日検査結果を確認できます。自費で同項目の血液検査をするのであれば、1万円程度の費用が発生するのでお得だといえます。健康保険組合に加入している人は魅力に感じないかもしれませんが、専業主婦やフリーターの人は無料で血液検査を受けられるといっても過言ではありません。
・ソフトドリンクが飲み放題
献血ルームにはソフトドリンクが常備してあることがほとんどであり、検査前後に飲むことができます。おかわり自由なので、飲み放題だといえるでしょう。献血ルームによって内容は異なりますが、お菓子が食べられることもあります。
・粗品が貰えることもある
献血をすることで粗品として、ティッシュや歯磨き粉などの日用品が貰えることもあります。キャンペーン時にはキャラクターをモチーフにしたオリジナルグッズが貰えることもあるので、ファンにとって参加するメリットは大きいといえるでしょう。
3.まとめ
献血量は「200ml」「400ml」と定まっており、3つの基準に照らし合わせて献血可否を判断することになります。献血可能条件の判断基準には「年齢」「体重」「年間献血回数」の3つがあり、男女によって数値は異なります。献血可能かどうか事前に確認しておきましょう。献血のメリットは「血液検査を無料受けられる」「ソフトドリンク飲み放題」「粗品が貰える」の3つですが、人の価値観によってメリットはさまざまです。献血は単なる社会貢献だけではなく、さまざまなメリットが受けられるといえます。